マンションのベランダで、野鳥をよく見かけることがあります。野鳥といってもスズメもたまに見ますが、そのほとんどがハトです。それに見かける程度ならまだいいのですが、そのうちに停留時間が徐々に長くなるのです。そして、フンをあちこちにまき散らすのです。おまけにハトのフンには様々な病原菌が寄生しており、人にも重大な健康被害をもたらすのだといいます。ここではそんな野鳥被害についてご紹介いたします。

ベランダに住み着く野鳥

どうしてベランダに住み着いてしまうのか？

ハトがどうしてマンションなどのベランダに住み着いてしまうのでしょうか？もちろん最初はたまに見かける程度なのですが、そのうちにベランダで休む時間が長くなるのです。そしてやがては、ベランダにある室外機の裏などに巣を作り始めるのです。

本来ハトは、山の崖や河原などにあるちょっとした穴倉に巣を作っていました。ところが自然の中で住処を作るよりも、マンションのベランダのような所のほうがヘビやイタチ・カラスなどの天敵に狙われにくくずっと安全です。とりわけ弱肉強食の厳しい自然界で生きているヘビやイタチというのは、警戒心が強く獰猛な生き物です。そんな生き物が生息している自然界に比べると、人間の住処というのは巣作りには最高の場所でしょうね。

エサを確保しやすい

田舎のハトと都会のハトとを比べると、都会のハトのほうが断然太っているといった報告もあります。それだけエサを確保しやすいのでしょうね。おまけに人間の食べ残した残飯などをエサにした場合には、カロリーも随分と豊富ですからね。

またいろんな野鳥がいる中で、ハトの場合子供にやるエサはピジョンミルクと呼ばれるものです。このピジョンミルクは、ハト特有のもので哺乳類でいえば母乳に相当します。そのピジョンミルクのおかげで、子供から大人に成長しやすいのだといいます。それに加えてマンションのベランダなんかは、都会の至るところにあります。住処を探すのに苦労することもありません。ハトが増えるのも無理はありません。

駆除は業者にお願いするのが無難

ベランダから屋上までどこでも対策が打てる

ハトはマンションのベランダだけでなく、屋上や貯水槽の隙間など様々な場所に住み着いてしまいます。そうした場所は、ハトが昔から生息していた場所によく似ていることや天敵に狙われにくいということで格好の場所なのです。

そんな場所に住み着いてしまうハトを追い払うとはいっても、素人では所詮無理な話です。せいぜいベランダにネットを張る程度のことしかできません。一方プロの業者にもなると、ネットや電気ショック・スパイク等ハト専用の対策を講じてくれます。それに高所作業がほとんどなので、素人ではあまりにも危険です。

徹底的な駆除を行ってくれる

プロの業者さんの場合、ハトの生態をようく把握しています。とりわけハトは縄張り意識が強いので、ひとたび巣作りを開始したらそう簡単には追い出すことができません。そのため長期的な視野に立ってハト対策を行う必要があります。

ちなみに私の職場でも、ハトが屋根のH鋼に住み着いてしまったことがありました。おまけに何十匹という規模です。そんな高い所に住み着いているハトを駆除するとはいっても素人では限界があります。そんな状況の中でプロの業者さんにお願いしたら、屋根の裏一面にネットを張り巡らしてくれたのです。それによって長い間の苦労が、1日で解決してしまったのです。お金を節約して素人がハト対策をしていたら、とても1日では終わらなかったでしょうね。

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まとめ

野鳥の中でもハトは縄張り意識が強いので、もしハトに住み着かれたらそれこそ大変です。ハトを駆除するには高所作業が伴うので、安全のためにもやはりプロの業者さんにお願いするのが一番でしょうね。